宇宙は本当にひとつなのか

宇宙は本当にひとつなのか―最新宇宙論入門 (ブルーバックス)

宇宙は本当にひとつなのか―最新宇宙論入門 (ブルーバックス)

凄い。
最新の宇宙科学は猛スピードで進化している。
この本によると、宇宙に存在する地球などの物質はたった4%で、残りは暗黒物質と暗黒エネルギだそうだ。暗黒って怖すぎる。
宇宙は膨張しているといのは知っていたが、その膨張速度は加速しているらしい。ということは、いずれその速度は無限大になって宇宙は引き裂かれる・・ほんとか?
さらには物理を習った人なら誰でも知ってる質量保存の法則は成り立たないばかりか、エネルギ保存の法則も成り立たない。それが今の宇宙科学の有力理論らしい。
さらにさらには、超ひも理論ではこの世界は10次元であると予言しているらしい。3次元空間と時間の1次元を合わせた4次元世界に加えて、残り6次元もあるとは。頭が混乱する。
もうこれはSFの世界だ。異次元世界からエネルギを引き出して必殺技を繰り出す主人公の物語なんて昔からよくありそうだけど、あながち夢物語じゃないのか。
近々ブラックホールも人の手で作られるらしいし、ホーキング博士によるとブラックホールは熱を持っていて時間が経てば蒸発しちゃうらしいし、宇宙科学から目が離せません。