ゼロから始める都市型狩猟採集生活

ゼロから始める都市型狩猟採集生活

ゼロから始める都市型狩猟採集生活

「ゼロから始める都市型狩猟採集生活」。
・・・漢字多っ!!
とまあそんなことはどうでもいいんだけど、本書は都市の中に裸一貫でお金もない状態でどうやって生きて行くのかが書かれている。
言ってみればホームレスなんだけど、意外にお金持ってなくても生きていけるんだねというのが結論。
テレビで時々見るホームレスの人たちは、何故かテレビを持ってたりオーディを持ってたりと優雅な生活を送っていうる人がいて、なんだこりゃ?と思ってたけど、この本を読むと理由がわかる。結構お金を稼ぐ方法ってあるもんだなあ・・。
アルミ缶を集めればお金になるし、ボランティアの人とか教会の人とか炊き出しをやってくれて毎日おにぎり2個は食べれるみたいだし、ガソリンスタンドでただで貰えるバッテリにつなげば12Vで動く電気製品だったら結構使えるみたいだし。
でもこれってやっぱ大都会じゃないと無理だよねって思ったね。都会だからこそ、ホームレスが多いからこそ逆にボランティアもいると思うし、ホームレスが集団になって協力できると思うし。やっぱりこれからの世界は人間が集中的に集まって生活していくのが普通になるのかなあ。と思いました。
それから帯にある中沢新一の言葉「坂口恭平は、始まったばかりのゼロ度を求める運動の、フライングすれすれの突出者だ。」のゼロ度を求める運動ってなんでしょうか?
ほんの少しだけ興味があります。