売文生活

売文生活 (ちくま新書)

売文生活 (ちくま新書)

作家は金持ち。
勝手にこんなイメージがあるけど、本書を読むと明治から昭和初期の文豪も結構苦労してんだなあと思う。
巨匠夏目漱石ですら大学教授をやめて新聞社に雇われて給料もらってんだから驚くね(もちろん結構いいお金貰ってるけどね)。
ましてやペーペーの若手なんて苦しいだろうね。でも作家っていうのは給料制じゃない分、自分で頭使って工夫すればそのへんのサラリーマンよりもよっぽど稼げるということだよね。
逆にそういう感覚がないと作家としても成功しない、と本書では言ってますね。でしょうね。
自分なんかは例え実際はたいしたお金稼いでなくても作家って言うだけで尊敬しちゃうけどね。文章書いてお金稼いでるってなかなかできることじゃない。