沈まぬ太陽

沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)

沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)

沈まぬ太陽」1〜5巻まで読み終わりました。あっという間でした。振り返るとアフリカ篇だけが面白かった印象です。結局この主人公の恩地という人、何をやったのかよくわかりませんでした。まあ事実に基づいて構成しているということなのでそんなにドラマティックにはならないということでしょうか。いろんな事件に首を突っ込んでその結末がどうなったかは全然出てこないし、ある悪役キャラクタの思わせぶりなセリフがあったのに、結局その後一度も登場しないし・・みたいな。一番最初に
この作品は、多数の関係者を取材したもので、登場人物、各機関、組織なども事実に基づき、小説的に再構築した物である。但し御巣鷹山事故に関しては、一部のご遺族と関係者を実名にさせて戴いたことを明記します。
てなことが書いてあったから興味深く読んだけど、ホントかなあ・・。もう山崎豊子さんの小説は読まないかもしれません。