子どもの貧困ー日本の不公平を考える

子どもの貧困―日本の不公平を考える (岩波新書)

子どもの貧困―日本の不公平を考える (岩波新書)

驚いた。日本の子どもがこんなに貧困だったなんて。
日本という国は、貧乏人が少ないという認識があった。確かに貧乏人はいるけれど、それぞれ幸せに暮らしていると思っていた。だが、その認識は間違っていた。他国に比べて日本は子どもの貧困に対して本当に厳しかった。
さらに驚いたことは以下の内容だ、

日本は唯一、再分配後所得の貧困率の方が、再分配前所得の貧困率より高いことがわかる。つまり、社会保障制度や税制度によって、日本の子どもの貧困率は悪化しているのだ!

・・・情けない。
日本では、母子家庭が生活するのは非常に厳しいということらしい。自分の周りにも母子家庭の人たちはたくさんいる。これはなんとかしないといけない。