本の読み方

多読術 (ちくまプリマー新書)

多読術 (ちくまプリマー新書)

自分は年を追うごとにほんの読み方がずいぶん変わってきている。子供の頃は漫画が大好きで友達の中でも漫画博士と言われることもあったし、同時に小説も読んでいた。中学高校になっても徐々に小説の比率が高くなるくらいの事だった。ただこの頃を振り返るとノンフィクションはほとんど読んでいない。大学に入ると時間が有り余っているせいか小説の読書量が急激に増加した。そして現在、読書の総量は大学時代とあまりかわらいないが、内容はフィクションとノンフィクションの割合が1対4くらいである。ずいぶんノンフィクションを読むようになった。
僕は随時読みかけのフィクション1冊とノンフィクション5冊くらいを手元においてあり、その時の気分で読む本を決める。ノンフィクションは複数の本を平行して読んでも何も気にならない。むしろ集中力が無いと自覚している自分にはその方法が合っていると思う。だけどフィクションは同時に複数は無理みたいだ。フィクションはその本の世界に入り込んでいたいので、はまった時はまとめて最後まで読んじゃうけど、気分によっては1ヶ月くらいかけてゆっくり1冊を読み終える。