和解する脳

和解する脳

和解する脳

今年最後の日、大晦日に読んだ本は脳科学者「池谷裕二」(のうかがくしゃとタイプしたら農家学者とでてきた・・)と弁護士「鈴木仁志」の対談本。
脳科学者と弁護士の対談というのはある意味異質だと思いながら読んでいたんだけど面白かったね。弁護士の仕事と言うのは人と人の争いを解決するのが主であるんだけど、法律の知識で正論を述べていればいいというものではなくて、人間の感情を理解しなければいい仕事はできない。
ある意味脳科学の観点から言えば、裁判では本当の和解はできない。
面白い対談でした。
相変わらず脳科学についての最新の研究データはゾクゾクするものがあるし、それをわかりやすく説明してくれる著者は凄い。
この弁護士も初めて知ったけど、頭いいねえ。やっぱ弁護士は頭いいねえ。