すべては一杯のコーヒーから

すべては一杯のコーヒーから (新潮文庫)

すべては一杯のコーヒーから (新潮文庫)

タリーズコーヒーの創業者であり、みんなの党所属の参議院議員である著者のタリーズ創業の物語。
予想していたよりもかなり面白かった。
著者の事前のイメージは何かスマートな感じだった。だけどこの本を読むと、若者が自分の力で体当たりで、アイデアと度胸でチャンスをつかんで行く様子がわかり、著者のイメージががらっと変わる。
こんなバックグラウンドのある国会議員なら信用できる。
そう思わせてくれる。もちろん優秀な起業家だから優秀な国会議員であるかどうかは知らない。
でも少なくとも自分の利益だけのために悪さをする、そんな人物ではないと思う。