コロンバイン銃乱射事件の真実
- 作者: デイヴ・カリン,堀江里美
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2010/07/10
- メディア: ハードカバー
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二人の高校生が、銃の射撃訓練をビデオに収めてたりといったことで、ショッキングなニュースとして取り扱われていた。
この本を読むと、犯人たちの心理状況、事件の詳細、事件後の被害者たちの様子がわかる。
わかると同時に、やっぱり犯人たちの気持ちが全くわからない。
どうやら犯人の一人はサイコパスだったようだ。サイコパスは先天的なものが強く、事後的な環境要因よりも強いということだから、やっぱり気持ちはわからないのが普通だ。
逆に言うと、親の教育や学校の教育ではどうにもならない部分が多くあると感じる。出来ることは、犯行の兆候を事前に感じて事件を防ぐしか無い感じだ。
特にこの事件では、犯人たちは、銃も爆弾も持っていることを何度も周囲に話しているし、下手をすると警察も把握していた恐れがある。