もし高校野球のマネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだ

めっちゃ面白いじゃないか。一気読みしちゃったよ。
高校野球の女子マネージャが、ドラッカーの「マネジメント」を教科書としてダメな野球部を甲子園まで連れて行く青春ドラマ。「ドラッカーの「マネジメント」を教科書として」という部分が無かったら絶対買わない本だよこれは。
ただし、ドラッカーの本を少しでも読んだことのある人間なら、ページをめくる手が止まらないだろう。ドラッカーの言葉を実際の現場に落とし込んで活用していこうとする高校生たちのその姿に、読んでる側も興奮させられる。
よくありがちな青春ドラマなのに、つい感情移入してちょっと泣きそうになっちゃったよ。
これまで自己啓発本を読んだだけで、実際の生活に役立てるまでに至らなかった人たちは必見の本だと思います。自分もちょうど会社の部署が4月から変わるので、「マネジメント」を基にいろいろ考えて行きたいと思います。それにはやっぱり、まずは「顧客は何か?」という問いから始めなきゃいけないぜ!
それにしても、この本映画化してもいいんじゃないか?・・とはちょっとほめ過ぎですね。
マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則

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